力良のいろは川柳 その一(い〜お)
作者:力良(ちから)について
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祈らねば 僕の明日が 崩れそう
一線を 引けば悲しい 雨の音
ローカル線 景色と人情 みやげにし
録音機 片づけてから 本音吐く
花道は 正義の花で 飾りたい
歯ごたえの ある奴だけに つい強気
肉筆の 温み味わう 賀状書く
憎むまい バラにはバラの 世界あり
ほくろまで 祖母に似たかと 可愛がり
星光る 村に公害 なき平和
返信は 明るい声で 電話する
勉強に 励めば寝よと 妻の声
遠くから 見ればやさしい 波なのに
年寄りを 一人住ませて 住宅難
父の鞭 欲しかったと言う 少年A
沈黙の ガラスコップが 汗をかく
流派より 花と話せる 花を生け
柳誌手に 車窓が追えて おらが春
抜け出せぬ 小さな町で 呼吸する
抜け殻に なって夫婦の 文字太し
留守番を 果たした子供 ワット泣く
ルビーまで 買ってやれない 妻と旅
大船に 乗った気分が揺れている
思い出の 旅が暮らしに 生きており


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