| わ | 忘れたい 海が呼んでる 独り旅 |
| 我儘が 通じる妻で 忘れがち | |
| か | かばい合い 進もう妻と 初詣 |
| 歓迎は してもさよなら 言わぬ父 | |
| よ | 欲張った 分だけ世間 狭く生き |
| 酔い覚めの 水をもらって 正座する | |
| た | 耐えて来た この道今日も 歩まねば |
| 宝くじ 買う列並ぶ までが花 | |
| れ | 連休は 土の匂いに 妻と酔う |
| 歴史ある 町の香りを 旅みやげ | |
| そ | 祖母の労 笑顔で消して ゆとりあり |
| 底なしに 飲んだお酒に 泣かされる | |
| つ | つまずきが あって固めた 今日の道 |
| 作るより 体力づくりの 夫婦畑 | |
| ね | 願い事 違う夫婦の 初詣 |
| 念押せば 本音で迫り 負け去らず | |
| な | なんもかも 捨てたい空は 青かった |
| 何と書く 明日のページ 待つ日記 | |
| ら | 乱筆が 俺の人生 突っ走る |
| ライターを ゆっくりつけて 返事待つ | |
| む | 無駄足も あって実った 椅子であり |
| 無口だが 父にもあった 底力 | |
| う | 美しく 開くつぼみに 問いかける |
| ウインクが とんだところで 誤解され |
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